投資から学ぶものは多い
投資の考え方
コロナでいつまた緊急事態宣言が発令されるかわからない状況です。
何事も計画を立ててから仕事も遊びも取り掛かる癖をつけた方がよいです。旅行に行く時に目的地を決めないで行くひとはあまりいないと思います。行き先を決めてから逆算して、出発時刻や交通手段、行きたいお店などを決めると思います。
これを投資に当てはめても一緒で、自分がどこで決済するのかを決めることが、まずどこでエントリーするのかを決めるのです。エントリーしたら自分自身は、無力であるからです、一気に相場を変えるだけの資金を持っているひとはいません。
これも過去の記事に書いているので参考にしてみてください。
エントリー前にトレンドなど材料を集めて上昇するのか、下降するのかを判断して最後決断してエントリーします。そこで損してしまうのか、利益を得られるのかはエントリーした時点で決まります。この精度を0.0001%でも上げていく努力をすることが一番大事になってきます。その場の感情に任せてしまうと必ず失敗します。
この投資の考え方を横展開すると、営業活動もまずは相手がどのようなことを言うか、断る理由はなにかとか全ての材料を洗い出します。そこから自分のアクションを返すか決めていき、シュミレーションを何度も繰り返しQAを練習していきます。
そうすれば実際にその場で断られても返すことができます。ものすごいセンスのある人は別ですが、普通の人であればだいたいが失敗します。おそらく上司がゆるしてくれるのもそういった経験だったり同じ失敗をしている人を何百人と見ているからです。
予測、計画の立案が上手になればなるほど成長を体感することができますし、どんなことでも一番重要なポイントになってきます。
仕事も投資も重点的に意識をすれば、誰でも一流のビジネスマンになれます。副業で稼ぎたい方々もこれをトライ&エラーで改善して経験を重ねていけば、普通に仕事をしているよりも効率的に成長できます。なので、計画からのアクションの数が多ければ多いほど成長できますし、数年後大きな自信を持ち大きなお金を動かしているでしょう。少しの差が大きく開くのはここの部分が大きのです。
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社会心理学者の実験
1950年代に行われたアメリカの社会心理学者の実験は、人々が1人でいるときに比べて、集団でいると異なる思考をすることを実証している。
実験内容
例えば、紙の上に描かれた2本の直線のどちらが長いかを1人では容易に見分けることが出来ます、ところが、グループの中で自分以外のメンバーが意図的に間違った答えを言うように仕組まれた状況に置かれると、その人の識別能力は損なわれてしまう。
『群衆』
群衆心理 [ ギュスターヴ・ル・ボン ]
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人々が集まって群衆になると、それがたとえどんな個人から成り立っていようが、彼らの生活様式、職業、性格、知的水準が似通っていようがいまいがに関わらず、彼らが群衆に変化したという事実が彼らをしてある種の集団心理を創出せしめ、群衆を構成する個々人の持つ、感覚、思考、行動とは全く異なった物にしてしまう。
ルボンが記したように、人々は群衆に参加すると別人のようになります。彼らは普段の時よりも人の言うことを信じやすくなります。より衝動的となり、指導してくれる人をひどく欲しがります。そして自分の頭を使う代わりに、感情に反応するようになります。グループに帰属すると、個人は自分でものを考える能力は低下するのです。
ルボンが提唱した群衆心理の法則
1.道徳性の低下
群衆に混ざると個人のモラルは最低レベルにまで低下し、無責任になり衝動的に行動しやすくなる。ある人が石を投げたり、物を壊したりすると多くの人が同調し、止められなくなる。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というギャグは群衆心理における道徳性の低下を表している一言といえるかもしれない。
2.暗示にかかりやすくなる
群衆になると暗示にかかりやすくなり、正確な判断力が失われてしまう上に心理的な感染が顕著になってくる。たくさんの人が集まる場所で火事などがおきると、一斉にパニック状態になって非常口がいくつかあるにも関わらず、同じ出口にみんなが殺到したりするケースなどがこれに該当する。
3.思考が単純になる
個人では思慮深い人であっても群衆にまぎれることによって、無意識のうちに個人としてのアイデンティティが低下してしまい、モノの見方や考え方が単純になる。そのことで結果的に感情的な考え方や行動が顕著になってくる。
4.感情的な動揺が激しくなる
感情の動揺が強くなり、興奮状態に陥りやすくなる。音楽ライブなどはこのような群衆の興奮しやすい性質を上手く利用している好例と考えられる。
群衆が感情的な行動 10の事例
数学的期待値を理解できなければ口座を減らしていくことになるでしょ
数学的期待値とは
もしあなたがトランプのブラックジャックで表になったカードから次のカードがもたらす期待値を即座に計算できるノウハウを身につけていたとすれば、あなたにはカジノに対して有利な勝ち目があると言えます。このような有利な勝ち目は、長期にわたる戦いの結果として、あなたがより多くの回数勝つことを可能にします。優れたマネーマネジメントはあなたの持つ有利な勝ち目からより多くのお金を儲けることを可能にし、損失を最小限にとどめることに役立ちます。
損失とスリッページ(売買執行による誤差)および手数料総額に比べて、より大きな利益をもたらすことが可能なトレーディング・システムによって、実際のトレーディングにおける有利な勝ち目がもたらされます。
期待値の計算方法
簡単に説明をします。
期待値の計算方法は難しいですので、ここでは、誰でもわかるような計算方法で説明します。 例えば、1回の勝負に手数料100円を使い、コイントスの表と裏を的中させるゲームを行うとします。その際に、表が出れば200円になり、裏が出れば何も得られないルールにします。このような場合、この勝負を10回行ったとします。確率は200円になる確率も何も得られない確率も50%です。
10回ゲームを行い、5回表が出て、5回裏が出ることにします。
回数 5×200円=1000円
回数 5×0円=0円
上記になりますので表と裏だけのゲームでは、1000円になります。
このゲームでは1回のエントリー、1回ゲームするごとに手数料100円かかってしまいます。
回数10×100円=1000円
上記になりますので、1000円の手数料がかかります。ですから、この場合は、利益が1000円ですが、手数料も1000円になるために、確率が結束した場合のトータルでは、プラスマイナス0になります。
計算方法は以下になります。
1000ー1000=0
このゲームの1回当たりの期待値は、プラスマイナス0になります。回数をこなせばこなす程この期待値通りになるためにいくらやってもプラスマイナス0に近づいてしまいますので、儲けることができません。
では、上記のゲームで表が出れば300円の利益とします。
そうしますと、計算方法は上記と一緒になりますので、
回数 5×300円=1500円になります。
10回行って確率通りになれば、1回のゲームで50円儲けることができるのです。そして、この場合の期待値は、先ほど説明した利益が出ないゲームでは0円でしたが、1回当たり50円の利益になります。
あなたは、正の数学的期待値を持つトレードをしたときにおいてのみ、勝利することができるのです。勘に頼ったトレードは大損につながります。スリッページと手数料がそのように頻繁にトレードしすぎる人々を破滅に追いやるのです。トレード手法を手に入れたら、次はマネーマネイジメントのためのルール作りをしなくてはなりません。
期待値計算機
http://www.geocities.jp/ngntks57/etc/probability.htm
ガチャ確率計算
主観を外さなくして自分を制御出来るわけがない!
人は、何かの出来事(物事)が、起こった瞬間にそれを〈主観的〉にとらえる。そして主観的であるがゆえに、沸き上がる感情を抑えられなくなる場合が多々ある。
例えば、
相場が、当初の損切り位置へと近づいてきた時、この出来事を現在の自分の立場から主観的にみると、どうしてもそこから反転していくように感じてしまいがちです。悔しい思いをしたくないと思うから、損切り位置を変更しようという衝動にかられやすくなります。また、変更してしまいます。
しかし、
このような時、一旦現在の自分から〈離脱〉してみてはどうでしょうか?
「仮に相場が損切り位置から反転して、騙しであったとしても、そのリスクも考慮した上で、トータルで計算すると、利益を出せる売買手法であるなら、問題ないではないか?騙しに合うリスクよりも、損切り位置から価格が大きく動いて損失が膨らんでしまうリスクのほうが高いのだ。また、問題点はエントリー位置、または売買手法の改善ではないだろうか?」
といったように、冷静な意見がでてくるはずです。
起きた出来事は変えられません。
しかし、現在の自分の位置から離脱し、成長した自分の立場から客観的にその出来事をとらえることが出来れば、現在の自分の感情を改善するための気づきや学びを得ることができます。
トレード中の感情を改善するためには「客観的な視点を持つ」ことも重要なカギとなるのです。