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元サラリーマンの波乱万丈 為替日記

会社をリストラされてから、外国為替の世界へ。

ギャンブラーの誤謬

ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)とは

人間が確率論において、数学的に正しい数値であっても、誤った判断をしてしまう事である。

例えば、コインを投げて3回連続で表が出たとする。次にコインを投げた時に出るのは表か裏か?多くの人は「そろそろ裏が出てきそうだ」と裏が出やすいと考える。しかし、数学的には次に出てくるのは表裏どちらも50%の確率である。これは話が複雑になるほどより高確率で誤謬が発生しやすい。このような感覚のズレは、心理的にもたらされる人間の非合理性の例としてしばしばあげられてきた。

 

ギャンブル依存症の人が負け続きでもギャンブルをやめられない理由としてこのような要因もある。『こんなに負け続きなんだから、次こそは勝てるはず』

 

人の脳構造がもたらす結果

Yanlong Sunらの研究チームによれば、ギャンブラーの誤謬は脳の構造がもたらす結果であるとみている。Sunらはコンピューターモデルで脳のニューロン構造をシミュレートし、コインがランダムで表裏を観察した結果、ニューロンがどう育つかを検証した。その結果、ニューロンはコインの表裏に応じてそれぞれ神経が分化するように成長したが、その速度は表裏が交互に繰り返す方が、表裏どちらかが連続している時よりも速く成長した。裏を返せば、ニューロンの構造は同じ事象が連続して発生するよりも、ランダムに発生する傾向に思考が向くように出来ているバイアスがあるという事である。つまりこれは心理的な傾向問題ではなく、脳の構造がそのようにできている事に起因していると見なす事が出来る。 

 

参考URL

globis.jp

diamond.jp

 

参考書